2019年4月23日 Posted by 編集部
先週末から30系後期、特にアルファードの相場が少し落ち始めています!いくつかの要因がありますので、見ていきます。
先日の記事でマレーシアの中古車輸入の関税が上がったというお話をさせて頂きましたが、実はその後、再び関税が上がりました。
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車種やグレードによりますが、国産車で更に10万円~50万円、外車でも数十万円からひどいものだと250万円も関税が上がっています。
現地の輸入業者の中には、度重なる税制の変更で赤字を出した業者もあり、政府の動き方が読めないため、利益計算が難しいということで、仕入れを止める業者が増えてきています。
また、3月頭以降の使い切った輸入許可証の再発行についても、先週数社に対しては再発行が行われましたが、大半の業者に対してはまだ再発行が行われていません。輸入許可証を使い切っている業者は今も政府からの再発行を待っている状態です。
これまでは、輸入許可証を使い切った場合も、政府の再発行見込んで車を買い、輸入許可証が再発行されたタイミングで輸入するということをしている業者もありましたが、現在はいつ再発行されるか分からないので、輸入許可証の面で仕入れを止める業者も出てきています。
こういった事情から、先週末からマレーシア向けの車種の相場が落ち始め、30系も徐々に落ち始めています。
実際に、オークション回し屋*が、先週のオークションで落札した車両が、本日のオークションに出品されていましたが、仕入れ価格より30万円ほど安い価格で流れていました。このことからも相場の陰りが伺えます。
*オークションで仕入れた車を、別のオークション会場に出品する業者
加えて、そろそろGWに入りますが、通例、長期休み中は円高に振れることが多いですので、年明けのようにGW明けも為替と連動して相場も荒れる恐れがあります。
このような状況ですので、もし近々売却をお考えの方はお早めに動かれるのがオススメです!ENGはGW期間中も査定を行っておりますので、是非お問い合わせください。
皆様からのお問い合わせお待ちしております!
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