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本日は関東最大規模の中古自動車オークションが開催されていました。このオークションへは業者のみが参加出来るのですが、本日、弊社がいつも買取をしているウィッシュが驚愕の値段で落札されていきました。

今回はマレーシアへの輸出のルールの確認と、輸出対象外になった車両の価格について見ていきます。

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【ウィッシュ】購入時に意識したい2つの装備品 | オプションの市場価値からお得を見抜く考え方

マレーシアへの輸出のルール

弊社は主にマレーシアへ中古車を輸出していますが、輸出規制の関係で輸出出来るのが、『初年度登録から1年以上、5年未満』経過した車両になります。

 

そのマレーシアには、アルファード、ヴェルファイアなどの中古車の大半が輸出されており、マレーシアでは日本より高い価格で中古車が流通しています。そのため、輸出元である日本での流通価格はマレーシアでの人気で決まっていると言っても過言ではありません。

 

ヴェルファイア、アルファードは値落ちしづらい車として有名ですが、その背景には、初年度登録から1年経過した時からマレーシアへの輸出が可能になるということがあるのです。

 

逆に初年度登録から5年以上経過すると、マレーシアへの輸出対象から外れるので、価格がガクっと落ちます。5年を経過するかしないかの、たった数ヵ月の違いで数十万円買取価格が変わってくることがあります。

 

アルファード、ヴェルファイアは値落ちしづらい車「らしい」ので、とりあえず買っておけば大丈夫だろうという甘い見積もりでいると

 

輸出で人気のないグレードやスペックの車、つまり思ったほど値段がつかない車を購入していたり、売却時期を逃して輸出前提の高い値段がつかないこともあるかもしれません。ご注意ください！

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輸出から外れたウィッシュの驚愕の落札価格

では、本日は初年度登録から5年経過して輸出から外れてしまった、あるウィッシュのオークション落札価格をご紹介します。

 

H25/9 ウィッシュ 1.8S

• 約10万km
• 外装色黒
• ナビ
• スマートキー
• 修復歴なし

 

驚愕の落札価格：約60万円！！

 

 

え…Σヾ(ﾟДﾟ)ﾉ

 

 

え━━━━━━Σヾ(ﾟДﾟ)ﾉ━━━━━━ !!!!

 

 

思わず顔文字を使ってしまいましたが、大体のウィッシュの買取相場を把握している方であれば、驚きのあまり鼻水が出そうになってしまう値段です。

 

修復歴なし、つまり事故車でもありません。車の状態としては悪くないという評価が入っていました。輸出業者が買いに行かなかった結果です。

 

先程、初年度登録から5年を経過すると買取価格が数十万円変わってくるという話をしましたが、もはやそういうレベルの落札金額ではありません。。

 

輸出対象のウィッシュの買取相場の復習

買取事例から、おおよそのウィッシュの買取価格を見てみます。

 

2018年8月に、同じH25年式のウィッシュの1.8Sモノトーンを150万円以上で買取をさせて頂いております。

H25 ウィッシュ 1.8S モノトーン

 

こちらはH26年式ですが、こちらも150万円以上での買取です。

H26 ウィッシュ 1.8S モノトーン

 

距離の違いは確かにありますが、ウィッシュは距離の影響が、比較的価格に出づらい車両でもあります。

 

こちらの1.8Xのキーレスキーも約9万km走行していますが、100万円以上で買取させて頂いています。

H26 ウィッシュ 1.8X

 

下位グレードで、スマートキーもついていない車両でもこの金額です。その他、色々な点を考慮しても、たった数ヵ月で非常に値段が下がっているというのは一目瞭然です。

 

弊社としても欲しい車でしたが、非常に残念ながらもうマレーシアへの輸出が出来ない車両なので、泣く泣く激安で落札されるのを見守っておりました。。

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売却先はENGのような輸出業者へ

このウィッシュのように輸出対象から外れると非常に大きく値段が下がる場合がありますので、高額で売却したい方は初年度登録から5年経過する前に売却をしましょう。そんな初年度登録から5年が近づいている車両の売却先としては、特に弊社のような輸出業者がオススメです。

 

そもそも、買取店や輸出向け車両専門のブローカーは、エンドユーザーのお客様から買い取った後、オークションへ出品しています。そのため、買取価格はオークションでの流通価格から、利益や手数料を差し引いた金額になります。

ENGでは、それらの車をオークションで購入してから輸出していますので、直接ENGへお売り頂ければ、買取店やブローカーの利益や手数料分、高く買い取ることが可能です。

 

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また、輸出に間に合わないと値段が下がりますが、買取店やブローカーは輸出前提で買取できる期間が、ENGなどの輸出業者より短いです。

 

当たり前ですが、買取店やブローカーが買取した車両は、オークションを経由して、輸出業者の手に渡りますので、その期間を考慮する必要があります。

更に、輸出業者がいつまでなら輸出に間に合わせることが出来るのかは具体的にはわかりませんし、オークションですぐ売れない可能性もあるので、その期間分をバッファで持たせて、輸出に間に合うかどうかを計算するが必要あります。

 

つまり初年度登録から5年が近づいている車両については理屈上、ENGの方が高価買取可能かつ、輸出前提で買取出来る期間も長いということになります。売却をご検討されている方は、是非ENGへご連絡ください。

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まとめ

今回ご紹介したウィッシュの値下がりは極端だったかもしれませんが、輸出前提で流通価格が成り立っている車両は、初年度登録から5年を経過した瞬間にガクッと値段が下がります。特に、距離を多く走っていたり、状態が荒かったりと国内の需要が弱い車両ですと、それが顕著に現れます。

 

たった数ヵ月の差でこれだけの価格差になることがありますので、売却タイミングを逃さないように気をつけましょう！また、まだ輸出に間に合うH25登録の車両にお乗りのお客様は売却のご検討お急ぎ下さい！！

 

皆様からのお問い合わせお待ちしております！

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