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例年の3月の相場状況と今年の懸念点 | 30系後期アルファード・ヴェルファイア

  2019年2月21日 Posted by 編集部

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この記事では例年の3月の中古車のオークション相場の状況と今年の3月の懸念点をお伝えしていきます。

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中古自動車オークションのセリの仕組み

例年の3月のオークション相場の状況

年度末の3月は中古自動車の流通台数が全体的に多くなります。3月決算のメーカー系の会社が、在庫をかかえずに売ってしまおうとしていることが要因です。

そのため、例年、年度末は市場への供給量が多くなることで、全体的に相場が落ちやすくなります。

4月からの新生活に向けて、国内では中古車需要の高まりもありますので、全ての車種がという訳ではないかもしれません。とりわけ、ENGが扱っている車種は海外需要の方が強いので、どちらかと言うと相場が下がりやすいと言えそうです。

 

あまり望ましい状況ではありませんが、流通台数についてはどうしようも出来ません。取扱車種の中で、特に危惧しているのが、30後期アルファード、ヴェルファイアです。

 

昨年の3月の状況はどうだったのか?

覚えている方もいる方もいるかもしれませんが、昨年の3月も出品台数が多く、相場は徐々に下がっていました。3月に入って30系前期の相場がグレードによっては、2週間で20万円ほど下がったタイミングがありました。

トヨタ系のディーラーが決算に向けて、多少安くても売ってしまおうと、投げ売りに近い売り方をしていたためです。

 

なぜ30系後期を心配しているのか?

特に、30系後期を心配しているのは、これから3月に向けてトヨタ系ディーラーがある程度まとまった台数の30後期を出品してくる可能性があるからです。

というのも、昨日のオークションでも中部地域のトヨタ系のディーラーが寝かせていた30後期の試乗車を何台も出品していました。

昨年10月に30後期の一部改良が行われました。ディーラーとしては、試乗車を改良後のモデルに切り替えが必要ですが、改良前モデルをすぐ売却せず初年度登録から1年経過するまで寝かせていたようです。1年経過すれば、海外需要で値段が入ることはもう有名ですので。

そのため、これから3月に向けて全国のトヨタ系ディーラーが、同じように寝かせていた30系後期の試乗車をオークションに出品して、決算前に売ってしまおうとする可能性は十分考えられます。

どれだけの台数が出てくるかはわかりませんが、需要と供給のバランスが心配です。

いずれにせよ、昨年の事例とこういった状況になる可能性があるというのは、頭に入れておいて頂くのが良さそうです。

 

まとめ

30後期アルファード、ヴェルファイアにお乗りの方は、しばらく乗り続けるか、早めに売却に動くか悩ましい判断が必要かもしれません。

売却のタイミングが非常に難しいですが、条件があえば買取させて頂くことが出来ますので、お問い合わせ頂ければと思います。

30後期以外の買取対象車種も買取しておりますので、是非ご連絡ください。

よろしくお願い致します。

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