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再びコロナの影響が!?オークション相場が下がりはじめ

  2020年10月28日 Posted by 編集部

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6月にマレーシアのロックダウンが解除してから、オークション相場はコロナ前に近いくらい回復をしていました。

国内ではwithコロナの風潮が高まり、最近また新規のコロナウイルスの感染者数が増えつつあるものの、オークション相場には大きな影響は出ていませんでした。

しかし、先々週、マレーシアの首都クアラルンプールと他2地域で、条件付活動制限令が発表されてから、オークション相場が下がりはじめています。

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マレーシアの条件付活動制限令

マレーシアでもコロナの新規感染者が増えており、それを懸念して10月12日に2週間の条件付活動制限令が発表されました。

今回の条件付活動制限令は、前回のように事業者の営業を禁止するものではなく、全事業者に通常通りの操業が認められていますが、対象地域の出入りや地区間の移動が制限されるというものです。

これにより、例えば、現地では、先月車を購入してくれたお客様の納車引き取りが、州をまたいでは出来ない状況になっています。

また、日用品の買い出しが1世帯2人までに制限をされたり、期間中は保育園や教育機関が全て休校になるなど、生活にも影響が出ています。

この条件付制限令が、当初の発表から2週間経過した10月26日に、11月9日までの延長が発表されました。そして、ちょうどそのタイミングで、輸出に影響する為替も円高に動いており、雲行きが怪しくなってきました。

条件付活動制限令発表後のオークション相場

条件付活動制限令が出てからの、オークション相場の下落幅としては、現状、5~20万ほどです。

実際に昨日は、先週落札した車両と同じスペックの車両で、約20万円安く落札出来た車両がありました。

同じグレード・スペックの車に対して、先週は弊社含めて5~6社セリに参加していました。しかし、昨日は弊社含めて2~3社しかセリに参加しておらず、弊社ともう1社で、2~30万円競り上がるというセリがそれなりにありました。

明らかにプレイヤーが減っており、仮にもう1社が応札をやめると、更に20~30万円ほど相場が下落しそうな雰囲気があります。

まとめ

マレーシアの条件付き活動制限令と円高が重なって、オークション相場が下落しつつあります。

このまま予定通り11月9日の条件付活動制限令が終わってくれるのか、条件付活動制限令が終わるまでオークション相場が耐えるのか、非常に気になるところです。

正直、この先のコロナの影響は読めませんので、リスク回避をしたい方はお早目に動いて頂くのが良いかもしれません。売却時期を、少し先に定めている方は、相場が維持してくれるのを一緒に祈りましょう。

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