2021年2月1日 Posted by 編集部
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この記事では、2020年1月最終週のオークションの状況を振り返ります。先週のオークション相場は、出品台数が多く、非常に不安定でした。
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2020年のマレーシアのロックダウン解除と国内の緊急事態宣言後、オークション相場が高騰しました。その際、輸出ではつかない金額で落札をされている30系前期・後期のアルファード・ヴェルファイアが相当数ありました。
その後、オークションに戻ってきておらず、誰が買っているのか、国内で売れたのかと思っていましたが、大手買取店が店頭販売をしており、売れなかった車両を、輸出需要が見込めるだろう年明けの1月のタイミングで、先々週と先週一斉にオークションに戻してきていました。
大手買取店だけでなく、トヨタ系ディーラーや街の中古車屋さんも、輸出需要を見込んで出品をしてきており、出品台数が多くなっています。
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先々週落札されなかった車両が、先週に再出品されており、新規の出品とあわせて先週の出品台数は非常に多くなりました。
まだマレーシアでほとんど輸入許可証が出ていないこともあり、弊社含め競合の輸出業者も、出品台数の多さに相場を買い支えられない状況です。
3月までは、売れずに再出品される車両と新規の出品車両で、出品台数が多い状況が続く可能性が高そうです。
2019年の30系後期が輸出に出始めるタイミングでも、輸出需要で売るために仕込んでいた会社からの大量出品で、需要と供給のバランスが崩れて相場の暴落に繋がりました。
出品のされ方は、その時に近い感じになっていますので、当面、相場は不安定な状況が続くかと思います。
▼2019年の年始の状況はこちら▼
現状、高く売却するというのが、難しくなっておりますので、R2登録の車両はしばらく乗り続けて頂くのが良いかと思います。
特に、先週買取事例でご紹介させて頂きましたが、すぐに輸出に出ないR2の4月や6月登録のアルファードは、ご紹介した金額くらいでの買取をさせて頂いております。
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まだ新車から1年経過していない下取り車などを、トヨタディーラーなどが、まだ輸出に出ないタイミングでも、小売せず、換金優先という感じでオークションへ出品してきており、同じくらいの金額で落札されていっています。
中には、R2登録のまだ輸出に出ていない車で、H30やR1登録の車両よりも安く落札される車両が出てきており、その価格にひっぱられる形でH30、R1登録の車両の相場が徐々に落ちてきています。
基本的には、古い車両が新しい車両より高くなることは考えづらいですので、H30、R1の相場も不安定な状況が続きそうです。
海外のお客様と話をしていても、マレーシアの輸入業者が今必要としているR2登録の車両の台数は、年末年始から先週と先々週で、足りている感じがあります。
お急ぎでない方は、R2登録の車両は、一旦乗り続けて頂くのが良いかと思います。次のお車が決まっていてこのタイミングでご売却が必要など、ご事情がある方は、ご相談ください。
H30、R1登録の30系後期アルファード・ヴェルファイアにお乗りの方につきましても、売却のタイミングについては、ご相談に乗らせて頂きますので、ご連絡を頂ければと思います。
一方で、H28登録の車両にお乗りの方は、早めに売却のご検討を進めて頂くのが良いかもしれません。
H28登録の車両は、新車から5年が経過し、輸出の対象から外れている車両が出てきました。輸出の対象から外れた車両は相場が下落してしまっていますが、その下落に引っ張られる形で、まだ輸出に間に合うH28登録の車両の相場も落ちて来ています。
すぐにお乗換のご決断をして頂くことは難しいかと思いますので、まずは一度今のお値段をご確認して頂き、お乗換のご検討をして頂くのが良いかと思います。
お問い合わせお待ちしております。
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