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【徹底比較】新型30系後期アルファードVSエルグランド

  2018年6月4日 Posted by 編集部

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TOYOTAアルファードと日産エルグランドはどちらも高級ミニバンとして人気の高い車種です。高級ミニバンという共通点があり、非常によく似た車種とも言えます。アルファードとエルグランドそれぞれの特徴や違いを比較・整理し、どっちが自分に合っているのかを検討してみましょう。

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新型アルファードとエルグランドの燃費の比較

新型アルファードとエルグランドのカタログ燃費は以下の通りです。

◎新型アルファード
ハイブリッド車(2.5L):18.4km /L~19.4km/L
2.5L:  11.6km/L~12.8km/L
3.5L:  10.8km/L

 

◎エルグランド
2.5L:  10.8km/L
3.5L:  9.4km/L

 

新型アルファードは、2.5Lの排気量でのみ、ハイブリッド車が用意されており、アイドリングストップの有無でカタログ燃費に幅が生じています。

ガソリン車同士で比較をしても、新型アルファードの燃費の方がよいことが見て取れます。新型アルファードの3.5Lとエルグランドの2.5Lで同じカタログ燃費の値となっています。実は新型アルファードは2017年末にマイナーチェンジの際に、3.5Lのエンジンが新しくなっており、パワー、燃費共に向上しています。

新型アルファードはハイブリッドだとさらに燃費が向上する形になっているので、燃費の面ではアルファードに軍配が上がりそうです。

実際の燃費はカタログ燃費よりも多少下がるので、走行環境などによって違いも出るでしょうが、新型アルファードはより燃費に優れたミニバンと言っていいでしょう。燃費の良さを重視するなら、新型アルファードの方が経済的でおすすめの車種となります。

▼関連するガイド▼

新型アルファードの燃費はどうなの?実燃費は?ライバル車と比較してみた!

 

新型アルファードとエルグランドの室内空間の比較

次に室内空間を比較してみます。

車としてのサイズがほぼ同じため、室内空間にもそれほど大きな違いは見られません。どちらも広々とした空間が確保されていて、快適な運転を実現、乗り心地についても高い評価を受けています。

ただ、室内空間の高さでは新型アルファードの方が若干優れています。エルグランドの室内の高さは1,300ミリなのに対し、新型アルファードは1,400ミリと100ミリ高くなっています。わずかな差と感じるかもしれませんが、100ミリ違えば実際に乗った時に大きな違いを感じることになるでしょう。また、新型アルファードはシートに採用されている素材もグレード・モデルによって違っていて、室内空間への強いこだわりが伝わってきます。

ただし、エルグランドは車高を低くすることによって走行性能アップを目指しています。エンジンを出来るだけ低くし、燃料タンクも床下へレイアウトすることで、低重心を実現しています。この辺の操作感は一度試乗してみて、感じてみるのが良さそうです。

それぞれ一長一短があるので、自分に合っているかが重要なポイントになります。

新型アルファードの内装のまとめ!画像でグレード毎のシートや特徴もご紹介!

 

新型アルファードとエルグランドの外観の比較

外観、エクステリアの比較をしてみましょう。同じLLサイズのミニバンということもあって、サイズの面では、全長・全幅に大きな差はありませんが、全高に違いが出ています。

▼アルファードのサイズ
●全長:4,945~4,950mm

●全幅:1,850mm
●全高:1,935mm
●ホイールベース:3,000mm

▼エルグランドのサイズ
●全長:4,945mm

●全幅:1,850mm
●全高:1,815mm
●ホイールベース:3,000mm

 

大きな違いとなるのが全高で、エルグランドが1,815ミリなのに対し、アルファードは1935ミリと120ミリもの違いが生まれています。高さがある分アルファードはより大型に感じられ、重厚感、威圧感を感じさせます。

また、車の顔やフェイスと呼ばれる正面から見た時のフォルムも大きく違います。エルグランドは丸みを感じさせるような穏やかなフォルムですが、アルファードは迫力があります。どちらが良いかは好みによって変わります。性能や装備も大切ですが、長く乗る愛車になるのですから見た目も大切な要素です。

▼外装の雰囲気はアルミも大きく影響してます▼

【30系後期アルファード・ヴェルファイア】純正アルミホイールの種類まとめ

 

新型アルファードとエルグランドの最小回転半径の比較

最後に小回りのききやすさである、最小回転半径を比較しておきましょう。

●アルファード:5.8m
●エルグランド:5.7m

比較すると、少しだけエルグランドの方が最小回転半径が小さくなっていますので、少しだけエルグランドの方が小回りがききやすいと言えます。しかし、両者共にこのサイズのミニバンとしては、十分な最小回転半径ではないでしょうか。

ちなみに、アルファードはガソリン車では、2.5Xのみ最小回転半径は5.6mで、エルグランドは250XGのみ最小回転半径は5.4mです。

▼もっと詳しいエルグランドのサイズはこちら▼

日産 エルグランドのサイズはコレ!全長・全幅・全高・室内サイズをご紹介!アルファードと比較してみた

 

まとめ

燃費の面では、アルファードに軍配が上がりましたが、内装・外装については好みが分かれるところになりそうです。お値段についても、新車価格や、燃費などの維持費、売却時の価格を総合的に検討する余地がありそうです。せっかく愛車を購入されるのですから、しっかり比較をして、満足のいくカーライフを送りたいですね。

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